健康教育|女性のための清潔間欠導尿の家庭ガイド
2026年6月17日
子宮頸がんは、女性生殖器系で最も一般的な悪性腫瘍の一つです。子宮頸がんの根治手術を受けた患者は、程度の差こそあれ、尿閉のリスクがあります。退院前に、当院の看護チームは、患者が重要なセルフケア技術である清潔間欠導尿(CIC)を習得できるよう指導します。
従来、子宮頸がん手術後の術後尿閉の管理には、留置カテーテルが用いられてきました。近年、私たちは根治的子宮摘出術後の尿閉患者に対する効果的な治療法として、間欠的自己導尿(CIC)を積極的に推進しています。CICは膀胱機能の回復を促し、尿路感染症のリスクを軽減し、患者の生活の質を向上させます。
清潔間欠導尿とは何ですか?
清潔間欠導尿(CIC)とは、清潔な(非滅菌の)条件下で膀胱にカテーテルを挿入し、定期的に尿を排出する治療法です。国際尿失禁学会(ICS)は、神経因性膀胱機能障害の標準治療としてCICを推奨しています。
清潔間欠導尿の目標
膀胱機能の回復という点では、間欠的自己導尿(CIC)は排尿筋の収縮を促進し、正常な膀胱内圧と血流を維持し、膀胱機能の早期回復を促進し、患者が自発的な排尿習慣を身につけるのに効果的に役立ちます。
留置カテーテル挿入と比較した間欠的自己導尿の利点
- 排尿を効果的に促進し、尿路感染症を軽減し、尿閉の予後を改善します。
- 日常生活で留置カテーテルを持ち歩く際の不便さや不快感を回避し、精神的な苦痛も防ぎます。
水分摂取計画とは何ですか?
- 正確な水分摂取量を確保するために、目盛りの付いた計量カップを用意してください。推奨される1日の水分摂取量は約1,500mlです。
- 就寝3時間前からは水分摂取を避けてください。夜間の膀胱の過膨張を防ぐためです。
- お茶、アルコール、砂糖入り飲料、スイカジュース、麦茶など、利尿作用のある飲み物は避けてください。
CICの推奨頻度
4~6時間ごとにカテーテル挿入を行い、1回の挿入で300~400mlを排出することが推奨されます。具体的な挿入頻度は、患者の排尿後残尿量(PVR)に基づいて決定されます。
- 残尿量が100ml未満の場合:カテーテル挿入は不要です。
- 残尿量約200ml:1日3~4回。
- 残尿量約300ml:1日4~5回。
カテーテル挿入間隔は、膀胱容量(自然排尿量+カテーテル挿入量)に基づいて調整する必要がある。
推奨されるカテーテル挿入スケジュール
- 1日5回:午前7時・午前11時・午後3時・午後7時・午後11時
- 1日4回:午前7時・午前11時・午後4時・午後10時
- 1日3回:午前7時・午後3時・午後10時
- 1日2回:午前7時~午後10時
- 1日1回:午後10時
手順
- 手指衛生:流水と石鹸で両手をよく洗ってください。カテーテルの包装を開封し、すぐに使用してください。
- 洗浄方法:陰唇を優しく広げ、尿道口を洗浄します。細菌が尿道や膀胱に入り込むのを防ぐため、前から後ろに向かって拭いてください。洗浄シートは1回のみ使用し、再利用しないでください。
- 挿入方法:陰唇を広げ、尿道口を完全に露出させます。体をリラックスさせ、尿が出始めるまでカテーテルを尿道にゆっくりと挿入し、一度に約2cmずつ進めます。
出典: Daxan Medical — 患者教育シリーズ | daxanmed.com










